こんにちは~ Moeです💖
私が「カナダで保育士をやっているよ~!」と言うと、「カナダの保育士免許ってどんな種類があるの!?」とよく聞かれます!
日本とカナダの保育免許システムは異なっており、州ごとによっても違うのでややこしいです✨

この記事を読んで保育免許に関する「もやもや」を解消しちゃおう!
今回は、カナダ・BC州の保育免許の種類や人数配置について紹介します📝


カナダ・BC州の保育士免許の種類について
カナダのブリティッシュ・コロンビア州(BC州)における保育士免許には以下の4種類があります。
Early Childhood Educator (ECE) (幼児教育者免許)
この免許は、保育施設や幼稚園で働くために必要な基本的な資格です。
通常、1〜2年間の専門学校やカレッジでの幼児教育プログラムを修了することで取得できます📝
最初は1年分の免許しか出ませんが、500時間の就労経験を積むと5年制の免許に更新できます。



日本から保育免許の書き換えしてもらえる免許もECEが一番多いよ!
Early Childhood Educator Assistant (ECEA) (幼児教育助手免許)
この免許は、いわゆるECEのアシスタント(保育補助)として働ける免許です📝
ECEAになるには、ECEプログラムの一部(通常は1コース)を修了する必要があります。
- Child development
- Child guidance
- Child health, safety and nutrition



カレッジに通っているといずれかのコースを終えた時点でECEAに申請できます💖
Infant/Toddler Educator (ITE) (乳幼児教育者免許)
この免許は乳幼児(0-2歳)と働くために必要な専門資格で、ECEを取得した後に追加の専門教育(約5カ月以上)を受けて取得可能です📝



ITを持ったECE不足と言われており、専門スキルを持っているので給料も少し上がります!
Special Needs Educator (SNE)(特別支援教育者免許)
この免許は、特別支援が必要な子供たちと働くための専門資格です。
ITと同様にECEをすでに持っている人が追加の専門教育(約5カ月以上)を受けて取得可能です📝



ITと被っている授業も多いので2つ合わせて受講すると、半年ぐらいで学校は終わるみたい!
これらの免許を取得するためには、認定された教育機関での教育と実習を完了し、州の規制機関であるBC Early Childhood Educator Registryに申請する必要があります✍(申請から承認まで大体2-3カ月かかります)
また、日本と違いカナダ・BC州の免許は更新制なので免許を維持するためには定期的な継続教育や研修の参加が求められます!
デイケアで働けるもう一つの資格としてResponsible Adultがあります📝19歳以上・20時間のオンラインコースを受講すると取得可能で、デイケアでサブ勤務・Before and Afterschool careなどで働けます。
BC州の認可チャイルドケアにおける人数配置について
BC州の認可チャイルドケアにはいろんな種類がありますが、その中でもポピュラーな4つをピックアップして紹介します📝



おそらくほとんどの日本人ECEはここのいずれかで働いているはず!
\ 公式サイトで全種類チェックしたい人はこちらから/
グループチャイルドケア(0-3歳未満)
年齢:0-36カ月
1クラス最大の子供の数:12
人数配置
- 子ども1 – 4人: 1 Infant Toddler Educator
- 子ども5 – 8人: 1 Infant Toddler Educator and 1 Early Childhood Educator
- 子ども9 – 12人: 1 Infant Toddler Educator, 1 Early Childhood Educator and 1 Early Childhood Educator Assistant



私は定員8人のクラスでIT teacherと一緒に働いています💖
グループチャイルドケア(2.5歳- School Age)
年齢:30カ月-school age(キンダーに入る年齢5/6歳)
1クラス最大の子供の数:25
人数配置
- 子ども1 – 8人: 1 Early Childhood Educator
- 子ども9 – 16人: 1 Early Childhood Educator and 1 Early Childhood Educator Assistant
- 子ども17 – 25人: 1 Early Childhood Educator and 2 Early Childhood Educator Assistants



いわゆる3-5クラスだけど、実は2歳半から入れます!
マルチエイジチャイルドケア(0歳- 12歳)
年齢:0歳-12歳
1クラス最大の子供の数:8
人数配置
- 子ども1 – 8人: 1 Early Childhood Educator



3歳未満は3人まで、その中でも1歳未満は1人までの規則もあります!
グループチャイルドケア – School age (before-and-after school care)
年齢:School age(キンダーに入る年齢5/6歳以上)
1クラス最大の子どもの数:24(キンダー&Grade1)もしくは30(Grade2以上の子どものみの場合)
人数配置
- キンダー&Grade 1 の子ども12人: 1 Responsible Adult
- Grade 2以上の子ども15人: 1 Responsible Adult



朝もしくは放課後に通う日本の学童のような役割です!
カナダ・BC州のチャイルドケアについてもっと知りたい人!
私がECE関連の記事を書いている理由の一つとして、圧倒的な情報不足があります📝
カナダのデイケアで、日本に限らず他の国からも保育免許を書き換えてECEとして働く人にたくさん出会いましたが、免許はあっても「カナダの保育制度」をあまり理解していない人が多く感じました。
私も昨年カレッジを卒業したばかりの新米ECEなので大口は叩けませんが、せめてカレッジで勉強したカナダの保育システムなど公式な情報についてシェアできるのではないかと思いブログを書いています💖
ここで本題ですが、カナダ・BC州のチャイルドケアについてもっと知りたい人は「British Columbia州の公式サイト」のチェックをオススメします📝
また、今回紹介した人数配置に加えてBC州の認可チャイルドケアに求められる全てのライセンシングに関する情報はこちらのページから確認できます!(長いです)
カナダ保育留学を推すエージェントも増えていますが、私目線では少し古い情報を発信しているサイトも多く見受けられています。
最近はSNSなどでもECEやカナダの保育について発信する人も多いので、積極的にコンタクトしてみるのもオススメです💖
【まとめ】カナダ・BC州の保育士免許の種類や人数配置について
今回は、カナダ・BC州の保育士免許の種類や人数配置について紹介しました📝
BC州の保育の仕組みに関するもやもやは大体公式サイトを読み込めば解消できるので、機会があれば読んでみてください!



他にもECEに関する情報を発信しているので、是非チェックしてね✨